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自分で守る、皆で守る、

災害時、避難生活が長期化すると
健康への被害が拡大します。

避難生活が長引くことで、体を動かす機会が減り、水分摂取量が減少し、環境の変化によるストレスで話す機会が減る状況を示したイラスト。

とくに高齢者は、体を動かす機会が減ることで心身機能が低下し
「ロコモティブシンドローム※」「認知症」のリスクが高まります。

※ロコモティブシンドローム(運動器症候群)​
加齢や生活習慣によって骨・関節・筋肉の機能が低下し、歩行障害が起こること。​

健康に被害が出る前に、予防が大切です。

健康二次被害を防ぐために、意識したいつのポイント

元気よく体を動かす帽子をかぶった女性と男性のイラスト。

適度な運動

笑顔でコップの水を飲む女性のイラスト。

こまめな水分摂取

笑顔で挨拶を交わす女性と男性のイラスト。

人とのコミュニケーション

その対策のために生まれたのが、
防災健康サポートプログラムです。

椅子に座りながら棒を使って体を動かす男性と、椅子に座る女性に寄り添う介助者のイラスト。

日頃の備えが、
自分や家族を守る力に

  • いざという時に備えられる
  • 大切な人を支えられる
  • 地域をつなぐ力になる

動画で学んでみよう!

動かない(座りっぱなし)のリスク

災害時に備える太もも・お尻の運動

スクワットでぼうさい体操

自分の健康を守りたい方

もしもの避難生活でも健康に過ごせるように、
健康二次被害を防ぐ方法をやさしく学べます。​​

家族や地域住民の健康を支えたい方​

避難生活では「声かけ・見守り・健康の気づき」が大切です。​​
防災健康サポーターは、専門知識がなくてもオンラインで学び、地域で活かせる新しい健康支援のかたちです​。

防災・福祉・健康担当の​自治体職員の皆さまへ​​

災害時の健康二次被害を防ぐには、地域の担い手育成がカギです。​​
自治体での活用方法、研修ツール、導入事例をご紹介します。​​

監修者紹介

町田 修一先生の写真

町田 修一先生

順天堂大学大学院
スポーツ健康科学研究科
教授

災害時こそ「動くこと」を意識し、ご自身やご家族、地域の皆さまの健康を守りましょう。無理のない範囲で体を動かし、心と体の機能を保つことが大切です。本プログラムが、大切な方々の健康を支える一助となれば幸いです。

推薦者紹介

松尾 一郎先生の写真

松尾 一郎先生

東京大学大学院
情報学環総合防災情報研究センター
客員教授

熊本地震や能登半島地震では、直接死よりも災害関連死が増加しています。 この災害関連死の解消には、被災者自らが健康被害防止に取り組めるよう「防災健康サポートプログラム」を命を守る備えとして頂ければ幸いです。

協力

福島県いわき市のマーク画像

福島県いわき市